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行脚村跡(アンニャムラアト)

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ニンブチャー(念仏者)、チョンダラー(京太郎)と呼ばれた人々の居住地跡。

 安仁屋村とも書く。
 居住の由来は明らかではないが、18世紀初頭に作製された「首里古地図」には、首里城の北東、久場川村(現首里久場川町)の東端に「行脚屋敷」とあり、1945年(昭和20)の沖縄戦に至るまで、ニンブチャーの頭(勢頭)一族が居住していたという。
 ニンブチャーは、正月やお盆、また、法事がある家々を回って、祝い歌や念仏歌を唱え、時にはフトゥキ(仏)と称する人形を携え、人形芝居を演じる門付け芸を行った。葬儀の時には、ニンブチャーが呼ばれ、朝から鉦鼓を打ち、葬列に加わって、墓前で念仏歌を唱えた。葬儀に僧侶を頼めない時は、ニンブチャーが代わりを務めたという。
 ニンブチャーが唱える念仏歌や、チョンダラーの芸は、七月エイサーや組踊・歌劇などに取り入れられ、琉球・沖縄の芸能の発展に大きく寄与した。

以上、現地の説明版より

所在地:那覇市首里久場川町2-90-1地内

個人観光ガイド 1時間1,500円より
あおいトラベル(TEL:07055376914)まで
※当社は宮古島に所在していますが、沖縄本島でも活動している方をご紹介可能です。

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