

旧若狭町村の北東部の海岸砂汀地の名称。
「アカツラ」・「明津浦」とも記される。名称は海岸付近の地名「アカチラバル」に由来する。
かつて若狭町(現那覇市若狭)北東部の海岸は、東の「那覇潟原」(塩田:現潮渡橋一帯)から、北の「雪の崎」(海岸に突き出た岩礁:現若狭小学校付近)に続く砂汀地で、歩いて渡れ、「アカチラ道」と称した。琉球王国時代には、首里の士族が人目をはばかり、ここを歩いて辻に通ったという。
アカチラの沖には、「夫婦瀬」(岩)があり、風光明媚な場所として知られ、数々の詩や琉歌が詠まれた。また、那覇の婦女子の「浜下り」の場所でもあった。
戦後の都市計画により、1950年代に潟原を含む海岸一帯の埋立工事が行われ、住宅地へと姿を変えた。
以上、現地の説明版より
所在地:那覇市若狭3-3-17
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